ヨコの決断。


 横山知伸選手のセレッソ大阪への完全移籍が発表されました。
ヨコらしく、丁寧な感謝の言葉が並べられていましたね。
「川崎フロンターレはとても大好きなクラブです。プロの世界に入り右も左もわからない自分をどんなときも温かく、そして熱く後押ししてくれたサポーターの皆さん。初めて、等々力で名前を呼んでいただいた時は震えるほど興奮したのを覚えてます。4年間のうちにタイトルを取って一緒に喜び合えなかったのは残念ですが、違うチームに移ってもフロンターレに対する気持ちは変わりません。これからは対戦相手と立場は変わりますが、引き続き陰ながら応援していきたいと思います。4年間ありがとうございました」
 オファーが殺到しているという報道があった数日後、帰り際の本人に「ヨコさん、なんかモテモテみたいじゃないですか」と話しかけたら、ちょっと照れくさそうにしてました。そして自身の胸の内を話してくれました。ここに詳しくは書きませんが、やはりセンターバックではなく、ボランチで勝負したいとの思いが強かったようです。新天地・大阪での挑戦、応援したいと思います。
 ヨコは、僕がフロンターレ担当になったときからよく取材させてもらっていた選手でもあります。
担当になった当初は、優勝争いしていたこともあり、ケンゴ選手や川島選手、テセ選手などの代表選手の主力は、番記者が複数で囲むのでコメント取りも大変だったのですが、ヨコに関しては、スタメンで出ていながらも、ほぼ1対1で話が聞けたのが仲良くなったきっかけですね・笑。
読書家なので、オススメ本の情報交換もよくしていました。今年の夏には、オフィシャルホームページのピックアッププレイヤーの企画で密着取材もさせて、いろいろ胸のうちを聞かせてもらいました。
 「このままじゃ終われない」
 一般的には、その経歴が目を引くプレイヤーかもしれませんね。
帝京高校卒業、一年予備校で浪人して早稲田大に入学。大学4年次には、有名証券会社の内定していたにもかかわらず、誘いがあった川崎フロンターレへの入団を決断。そういう意味では、やや異色の経歴のJリーガーです。
 あるとき、「サラリーマンになっていたら・・と思ったことってある?」とちょっと聞いてたことがあります。
 「全然ないんですよ。プロになって試合に出たときも、よく聞かれたんですけど、周りが思っているほど自分はサラリーマンに執着してしなかったんですよ。フロンターレから話が来たときも即決でしたから。それに自分、サッカー好きですよ・・・サッカー好きに見えないんですかね?」と笑ってました。
 そしてその後に続けてくれた言葉がヨコらしいものだったので、すごく覚えています。
「もし就職していたら、きっとサッカーがやりたいと思っただろうし、もしプロになって試合に出れなかったら、サラリーマンになっていればと思うものですよね。だから、どっちに行ってもその道で頑張れば、きっと後悔はしないんと思うんです。自分のやりたいほうをやればいい。なので一回も後悔したことはないです」
 今回の決断も、きっとそれと同じだと思ってます。
横山知伸選手の新天地での活躍、期待しています。
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